
治療法について
(1) 第四胃変位整復術の術式
麻酔:胸および腰椎側神経麻酔 (T13〜L2) 、キシロカイン
保定:枠場又はストールにて頭を保定、立位
切開部位:右けん部
固定部位:幽門の下部を切開創下部に固定、大網は腹膜縫合の際に糸をかける。
皮膚縫合:かがり縫合
手術件数:年間約300頭程度
その他:腹腔内への抗生剤の投与はなし、内科療法はしていないようであった。
(2) 蹄病処置の保定法
4連滑車を用いて、飛節を挙上するだけで処置を行う。
(3) ケトーシスの治療
50%ブドウ糖、プロピレングリコール、プレドニゾロン
(4) 子宮捻転の整復法
子宮捻転整復棒にて整復
(5) 胎盤停滞の治療
用手除去、テラマイシンの粉剤を子宮内投与、PG注射
(6) 乳頭狭窄手術
キシラジン尾静脈注射後、切開刀にて処置
(7) 繁殖障害の治療パターン
1. LH-RH製剤投与10日後PG投与
2. LH-RH製剤投与
3. PG投与
4. 無処置
(8) 使用薬剤
1. 補液剤:高張食塩水以外は粉末で使用時に蒸留水で調整
2. Ca剤:23%と17%の2種類