Wisconsinはハロウィンの準備が始まっていた.
10月26日
ついに最終日、ようやく、慣れてきたのに残念だ。
1軒目は四変オペのチェック、Dr. Rickが昨日、研修生とやったものらしい。アミノ酸とグルコースの入った輸液を1Lしておしまいにする。昨夜、分娩があったので乳熱の心配があるとのことでもう1頭みるが立っていたのでCaゲルの経口投与だけとする。このCaゲルは最近登場したものらしいが、アメリカでは随分利用されているらしい。
2軒目の農家で繁殖チェックをする。ここで、おもしろいものを見た。丁度、Milk Testerがやってきて、その農家の乳量をチェックしていたのだ。計測つきの特殊なミルカーで採材していた。この結果をコンピューターに入力し、分析、飼料設計をしてくれるそうだ。
昼食は病院の獣医師全員ととることになった。当然、Dr. Allensteinも出席。楽しい会食の後、記念写真をとっていざ午後の診療へ。
Dr. アレンスタインと水谷尚
ラストスパートは、除角、去勢、駆虫、ワクチンのオンパレード、雄雌あわせて40頭以上をやってへとへとになる。
さぁ後は、Ferwell Partyだけだ! でも時間がぎりぎり! 間に合うか!
パーティー会場にて
と、長々書いてきましたが、とにかく、アメリカの現場にふれて、四苦八苦しながらも様々なことを学べて数日間だった。これまで想像でしかなかったアメリカの現場を実際に目の当たりにして、これまで抱いてきたいくつかの疑問に対する解答も得られたし、逆に疑問も生まれたりもした。特に印象深かったのは、とにかく相手は産業動物であると言うことを徹底しているなと感じたことである。とにかく、低コスト、省力化に勤めている(裏目に出ているようなところもあったが)。診断は農家の利益を優先し、無駄な治療をしない。日本との制度の違いもあり、受け入れがたいこともあるだろう。しかし、もしかしたらこう行った姿勢が本来のプロダクションメディスンなのかもしれない。ともするとPM は牛群管理、代謝プロファイル、集団防御といった大がかりなものを思い描いてしまうが、こういったものはもしかしたら、農家の利益優先といった考えから派生してPMの一側面でしかないのかもしれない。PMを単に牛群管理、牛群検診としてとらえていたのなら、それはおそらく間違いだろう。本来のPMとは、個体診療、牛群診療の両面を統合し、農家により有益な獣医業を行うかに執着する診療体型をいうのだろうと考えるようになった数日だった。
Dr. Sako's Cement
アメリカに行って面白かったことの一つに普段はあまりお目にかからない種類の牛に会えたこと.ここに2種類の牛を紹介しますが,ご存じでしたが.
エアシャーとガンジー
以上